「二十面相の娘」第15話「少女探偵団」

先週は27時間テレビで「二十面相の娘」が放送されず、一週、間が空いたからか、前回放送の内容をすっかり忘れていました…。

自分のブログを読み直して、ようやく思い出しました。


今回はコメディ寄りなので、あらすじも感想も多分あっさりめです。
それでもよろしい方はどうぞ。

淑恵の住む屋敷から出て、小高い丘の上にある屋敷でトメと共に過ごすチコ。ふと、春華のことへ思いを馳せる。もう友人として接することはできないのか、と―――。

そんな時、屋敷に来訪者が。チコのいる部屋まで訪れた来訪者は、春華だった。驚くチコに、春華は「友達でしょ」と、催眠術がかかっていた時のことは覚えていないことを明かした上で普通に接する。

そこにトメが入ってきて、三人でお茶をすることになる。

少女探偵団の話に興味を示したトメも探偵団に加わることになり、「少女探偵団」改め「女探偵団」…をやはり改め三人での「少女探偵団」を結成することとなる。

チコは怪力、トメはお色気、春華はボスで様々な乗り物を乗りこなし、素早い動きで敵を翻弄しながら冷静な判断で窮地を切り抜ける―――という映画を撮らないかと春華は言い出す。



一方、空根は淑恵に依頼され、小瓶を取り返す為に屋敷へと向かっていた。

空根を窓から見つけた春華は、「ダブルスーツを着た狸が汗をかきながらやってくる」と表した。その言葉を聞いて、チコは思わず吹き出してしまう。



チコを訪れた空根は、瓶を盗む機会を窺う。対するトメも、この屋敷を教えていない空根が屋敷を訪れたことを淑恵の指示だと察して、微笑みながらも警戒する。

どうにか部屋を出た空根はトメの部屋へと踏み込むが、すぐにトメに見つかってしまう。

ごまかす為に「人の気配を感じた」と言いながら押し入れの襖を開けると、中には本当に覆面をした二人組が。



トメの叫び声に駆け付けたチコは、狙いが自分だと察すると一人駆け出し、屋敷の窓から木の枝を利用して脱出する。

二人組も窓から落ち、なおもチコを追いかけて二手に分かれる。



階段を上るチコの目の前に現れた覆面男。後方からも男が迫り、チコは踊り場で追い詰められる。

だが、墓の前ということでちょうど足元にあった竹箒で応戦する。ナイフを持ってかかってきた前方の男を倒し、竹箒と手摺りを利用して後方に滑り降りてもう一人の男にも攻撃を加える。



そこに、一台の自転車に乗った春華とトメが現れる。階段の上方に現れた二人は、そのまま自転車で階段を下り始める。勢いがつき、コントロールが利かなくなった自転車は、踊り場に倒れていた男にぶつかる。

心配して二人のもとに駆け寄ったチコの背後から、後方にいた男がナイフを持って迫る。

そこに空根が現れ、男に銃を突き付けて男が止まった隙に、チコが男を倒す。



屋敷に戻ったトメは、空根に何故チコを倒したのかを尋ねる。空根は、催眠をかけられていた時に言われた「やり残したこと」だと答える。やり残したのは、妹を守ること。チコが妹でないことはわかっているが、と。

そんな空根に、トメは小瓶を手渡す。



小瓶を手に淑恵の元を訪れた空根だが、淑恵が瓶を手にする前に回収してしまう。

淑恵がどういうつもりかと問うと、この瓶の中身の入手経路を調べさせてもらったと告げる。そして、そのことを記者に話した、とも。今はまだ噂だが、チコに手を出したら記事になると脅しをかける。

淑恵はもうチコに手を出さないと言い、去ろうとする空根に「チコは私を怨んでいるだろうか」と問いかける。それに対する空根の返答は「優しい子だから、哀れみはしても怨まない」というものだった。



次回「暗号」。







前回の予告で謎だった狸は空根の例えだったんですね。



話自体は、空根の心境の変化と閑話…という感じでしょうか？ちょっと違うかな？



アクションシーンでは、竹箒であそこまで闘えるチコがすごい…。何があってもへこたれない春華もすごいですよね。

トメは、「女探偵団」になった時に「少女じゃないんですね…。」と落ち込んでいたのが可愛かったです。

タイトルが「女探偵団」だったのであれ？と思ったら、トメの台詞の後に「少」がバンと追加されたのが面白かった…。



空根はフラグが立ってはいましたが、今回ようやくチコの味方に！



次回もどちらかというとコメディ寄りっぽいかな？学校での話みたいです。

…二十面相は登場なしかな…。