忍者ブログ
[508]  [507]  [506]  [505]  [504]  [503]  [502]  [501]  [500]  [499]  [498
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カテゴリが声優でごめんなさい・・・。
小山力也さん関連なので、このカテゴリに。
徒然と迷ったんですけど。


「村岡伊平冶伝」の感想を書く前に、「ネオロマンスフェスタ10大阪公演」の感想を書けと脳内ツッコミがきますが、無視の方向で。


さて、観に行ってきました、「村岡伊平治伝」。

舞台の感想はネタバレになるので追記に書くとして・・・。

終演後に小山さんがロビーでファンにサインをしてくださったりする、ということで、私もちゃっかり混ざってきました。
緊張で「ありがとうございました」しか言えませんでしたけど。


舞台を観ていて思ったのが、小山さんって身長が高いイメージがあったんですが、そこまで高いっていうわけでもないんですね。
共演者の方のほうが高い方が多かったような気が。

でも、足が長いので背が高く見えるんですね、きっと。
普段、そんなものは気にせず、夕夜さんの足の長さですら、雑誌で他の人と並んでいるのを見て初めて納得したくらいなんですが、小山さんは足が長いなと舞台中に。
何考えて観てるんだっていうのは突っ込まないでください。


相変わらず無駄話が多いですが、肝心の感想は追記からどうぞ。





舞台のあらすじを読んで、私が村岡伊平治に抱いた第一印象は「悪人」。

舞台を観た後も、一言で村岡伊平治という人間を括ったらやっぱり「悪人」かなと。

外国に、野望を持っていくも床屋のボーイに納まり、中尉に目を掛けられて満州を旅するも、褒章は日の丸の旗只一つ。
日本人の女郎を助けて本国に送り返そうとするも、領事館には受け入れられず、金もつきる。
いっそ、女郎を利用して、南海から日本のためになることをしようと決意。
日本から女性をさらい、仕事をさせる。金は、家族の下に送りとどける。
彼女たちが働いて金をつくり、家族に送れば家族が潤う。家族が潤えば国が潤う。

と、なかなかにぶっ飛んだ理論の持ち主かと。
伊平治は伊平治なりに筋を通しているし、言っていることがわからないでもない。
でも、やっぱり行動は悪人。

口八丁、手八丁で女達を丸め込んでいるけれど、国に対する想いは本物。


私は伊平治が生きた時代のことはよく知らないし、伊平治のやり方に賛成はできません。
でも、彼なりに懸命だったのかな、とは思います。

彼のことを今回、舞台を観て初めて名前を知りましたが、歴史にはさまざまな人の思いが絡まっているんだということを改めて知りました。
何も考えずに生きている今の自分が、恥ずかしくなってきます。

もっと、色々考えたりもしたんですけど、こう、胸の中でもやもや~っとと言うか・・・。
古文を読んで、情景はわかったんだけど訳を書くとなると上手くいかない感じに似ていますね。
言葉にするだけの形は取れていない感じが。


いい劇だったと思います。


でも、ラストのほうが微妙な印象を受けました。
伊平治が開き直ってからなんですが、女性を浚ってきて、女郎をさせる。
悲しいシーンなのに、妙にコメディタッチに描かれていた気が。
笑いが零れていましたし。
コメディタッチに描くことによって、風刺しているのかもしれませんが。
ラストは、伊平治の独白、叫びで終わるので、その落差の関係もあるのかも。
でも、私はもっとほかの表現も観てみたかったなと思います。

観劇二回目の小娘なので、良さがわかっていないだけかもしれませんけど。

それにしても、伊藤博文がただの助平親父な感じで描かれていたのは驚きました。
近代には思いっきり疎いんですが、厳格なイメージを漠然と持っていたので。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
>はっすぃ~さん
私も、全然知りませんでした。
歴史の陰に埋もれた人は、たくさんいるんでしょうね。

舞台は、私も少ししか観たことがないですが、とてもいいと思います。
機会があったら是非!

青時雨 2009/01/17(Sat)09:45:58 編集
こんばんは(o^-^o)
私は小山さんが演じている人物について全然知りません。今回初めてこの方の名前を知りました。

舞台を一度でも観たいです(>_<)
間近で観て感動を味わいたいです。
はっすぃ~ 2009/01/16(Fri)22:21:05 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
My blog search
edita
imagenavi
Bar code
Blogmura
にほんブログ村 アニメブログへ

にほんブログ村 アニメブログ 男性声優へ

Copyright (c)彩色葉 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Photo by Kun   Icon by ACROSS  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]