計8本。
半分消化したので、そろそろ感想を。
ネタバレ含むので追記で書きますね。
ひとまず、この4作品の中では、「ラヴェンダーの咲く庭で」が私は一番好みでした。
この映画、公開当時に「ピアノマン」なる、記憶喪失の男性が流れ着いたニュースと重なって、男性が映画の宣伝で仕込まれたんじゃないかなんて噂もあったみたいですね。
ピアノマンは覚えてるけど、映画のことは覚えていませんでした。
宣伝どうこういうのは、記憶の片隅にあるようなないような。
そういえば、あの男性はどうなったんでしょうね?
まぁ、そんな雑記は置いておいて、追記から感想いきます!
「ワールド・オブ・ライズ」
フェリス…レオナルド・ディカプリオ(内田夕夜)
ホフマン…ラッセル・クロウ(磯部勉)
ハニ…マーク・ストロング(てらそままさき)
アイシャ…ゴルシフテ・ファラハニ(根谷美智子)
これは、返却期限が短くて2泊3日だったので、真っ先に観ました。
先日観た「ディパーテッド」と同じく、レオナルド・ディカプリオの吹替えをしているので、続けて観たかったっていう気持ちもあったんですが。
この映画はキャッチコピーが「嘘が世界を救う」的なものだったので、「ディパーテッド」のように騙しあいみたいな感じかと思ったら違いましたね。
中東のテロ組織に立ち向かう・・・というか捜査する、CIA(?)の話。
嘘って言うのは種々あったんですが、フェリスがつこうとした最大の嘘は「狙うテロ組織に相対するくらいの大きなテロ組織があると見せかける」ことかな?
それにしても、アメリカ映画は本当にばんばん人が死ぬなぁ・・・。
日本だって切り殺したりはしてるんですが、アメリカのはまたなんか違う感じが。
今回は、ディカプリオがなんだかごつく感じました。
役柄、役作りなんでしょうけど。
「911」の単語なども出てきて、映画の中の遠い世界じゃなくて、現実に起こりうる出来事なのかな、と思いました。
今の私は、テロのことは知っていても身近なこととしては捉えておらずに、平和にのほほんと暮らしています。
でも、テロのことなどについて考えさせられました。
私が考えたからってどうなる問題でもないとは思いますが、でも、考えないのと考えるのでは大きな差があるのではないかと。
私は弱くて、甘くて、逃げてばかりのちっぽけな人間だけど、こういうことから目を逸らしちゃいけないんだと改めて感じました。
・・・うん、説得力ないですね。
今、公式サイトを見てきたら、「ディカプリオとクロウがスパイを演じるアクション映画」と監督っぽい人が話している映像が流れていましたが・・・。
スパイ??アクション?・・・は、個人的にはそんなになかったような・・・。
いえ、アクションはちょこちょこありましたけど。
スパイの定義がわからない・・・。
「裏切りの報酬」
カレル・・・ミカル・デューヒー(内田夕夜)
ラダの母親(娼婦)役・・・(宮沢きよこ)
聞いてわかったのは、夕夜さんだけです。
ネットで調べても情報が出てこない~。
ジャケットの裏に書いてあったかなぁ?
今度レンタルビデオ店に行ったら、調べてみます。
この映画はチェコ映画。
優秀な警察官が、どんどん悪事に手を染めて堕落していく様を描いた映画です。
チェコ映画を観るのは初めて。
地理に疎いので、「チェコってどこだっけ?ヨーロッパ?」くらいの認識です。
肝心の映画は・・・ごめんなさい、人物の見分けがつかない・・・!
主人公(カレル)はわかります。
話を持ちかけた人は、髪型で区別していました。
が、結構登場人物が多いんです。
もう、人間関係がごっちゃになって、男性が誰が誰だかわからなくなって、女性はさらに見分けがつきませんでした。
写真つき相関図が欲しい・・・!
ちなみにこの映画、主人公が最初に台詞を発したのは殴るか何かの吐息だった気がするんですが、それですぐに夕夜さんだとわかりました。
声優さん好きながら、耳が良くない私ですが、吐息は特徴が出やすいので結構わかります。
特に、夕夜さんの吐息はわかりやすい気が。
そういえば、この映画には、60歳で声優への道を踏み出した女性の方が出演されている、と夕夜さんがブログで書いていらっしゃいましたね。
調べてみたらアメーバでブログを書いていらっしゃいました。
→ アラ還新人声優のエキサイティング日記(宮沢きよこさんのブログ)
夕夜さんのことに触れている記事もあって(名前は出していません)、「平安貴族の貴公子が現代に現れたよう」とおっしゃっていたのにちょっと納得。
宮沢さんは、娼婦役だったとのことですが・・・。
私は、あまり浮いてはいなかったかな、と思います。
失礼ながら年齢を考え「もしかしてこの役かな?」と思いながら観ていました。
初めてにしてはとてもお上手かと・・・って、何様だっていう感じの意見ですが。
それにしても、初めてのお仕事が娼婦役(しかもSM)ってすごいですね。
映画内容に全然触れてないな・・・。
そんなこんなで、私は人間関係が把握できなくて???を頭の中に浮かべながら見ていたのですが(ほかのこともやってたせいもある)、ストーリーはやっぱり主人公が堕落していく様なので、おおまかにはわかります。
が、人に説明するのは難しい・・・というか、詳しくは無理です。だって、自分が細かいところわかってない。
時間が129分となかなか長いので、時間のある時にゆっくり観たほうがいいのではないかと。
「イーオン・フラックス」
イーオン・フラックス…シャーリーズ・セロン(藤本喜久子)
トレヴァー・グッドチャイルド…マートン・ソーカス(てらそま まさき)
オーレン・グッドチャイルド …ジョニー・リー・ミラー(内田夕夜)
シサンドラ…ソフィー・オコネドー(藤貴子)
ユナ・フラックス…アメリア・ワーナー(佐古真弓)
ハンドラー…フランシス・マクドーマンド(磯西真喜)
夕夜さんが吹替え担当しているオーレンは完璧に悪役でした。
イーオンから見て、ということで。
ここからは重要ネタバレなので反転処理。
ウィルスを退けた影響で、女性が妊娠をしなくなってしまった(生まれてくる子どもは皆クローン)。トレヴァーとオーレンは、クローンとして生き続け、解決法を探す。
しかし、女性は自然と妊娠をするようになり、永遠の生を願うオーレンは、自分が行き続ける為に妊娠した女性を殺害してしまう。
と言うストーリー。
それをどうにかするのが主人公とトレヴァー。
未来設定なので、服が独特だったり、何故か(監督が日本好きだから)番傘など日本的なものがあったり。
謎な部分も結構残っていたんですが、まぁそこは「未来だから」と納得しようと思います、はい。
でも、せめて、精神?脳?内で会話することのできるシステムはどうなってるのか知りたかった。
はい、そこも「未来だから」で納得するべきでしょうか。
この映画はアクションが目立ってましたね。
やっぱり、女性だとアクションも華やかだね~と妹と話しながら観ていました。
男性だとちょっとむさ・・・ゴホンゴホン。
これは結構宣伝してましたっけ?
ちらほら観たことがあるシーンがあったような。
タイトルもなんだか聞き覚えがあるし。
外画観てると、アニメではあまり見かけない声優さんが多いので、釣られそうになります。
てらそまさんとかいいですよね!
「ワールド・オブ・ライズ」にも出演されていましたが。
私、どうにも若い人の声より、30代以上の声が好みのよう(40代以上だと尚よし)なので、ベテランが多い洋画はツボが転がっています。
10代・20代の声も好きですけどね。好きの方向性がちょっと違うんですよ・・・!
「ラヴェンダーの咲く庭で」
アーシュラ・ウィディントン…ジュディ・デンチ(谷育子)
ジャネット・ウィディントン…マギー・スミス (翠準子)
アンドレア・マロフスキー…ダニエル・ブリュール(内田夕夜)
オルガ・ダニロフ…ナターシャ・マケルホーン(山像かおり)
ドルカス(ウィディントン家の家政婦)…ミリアム・マーゴリーズ(片岡富枝)
ミード医師…デビッド・ワーナー(小島敏彦)
この記事内4作品の中では、やっぱりコレが一番好きかな。
すごく「物語」っぽい映画だと思います。
派手さはあまり無い(人が漂流してる時点で派手という突っ込みは不可)と思うんですが・・・。
アンドレアはヴァイオリンを演奏できます。
ジャケットにもそのシーンがありますね。
なので、結構音楽が登場する映画です。
出てくる曲はそんなに無いけど。
観終わると、ほわーっと温かい気持ちになります。
飲み物に例えると、ホットミルクティーっぽいかな。
個人の感想ですが。
ところでこの映画、「ラヴェンダーの咲く庭」。
タイトルとジャケット写真からして、ラヴェンダーが一面にある庭で演奏でもするのかと思うじゃないですか。
記憶の限り、そんなシーンは一切ございません。
ジャケットのように演奏するシーンはあります。庭で。
でも、後ろに広がるのは、山と海。
観直してみても、庭にラベンダーが咲いているようには見えないんですが・・・。
え、どっか見逃した?
それとも、ラべンダーの花言葉に意味があるとか?
花言葉は・・・あなたを待っています・期待・承認・清潔・優美・豊香・不信・疑惑・沈黙・私に答えて下さい
う~ん、こっちなのかなぁ?
タイトルに入ってるのに、DVD本編が終わって、映画のキャンペーン映像が流れるまでラベンダーのことをすっかり忘れていました。
それにしても、夕夜さんは異国語を話す役が多い気がします。
発音が上手いのかな?
この映画でも、ドイツ語を話すシーンがありますし。「ワールド・オブ・ライズ」でも現地語で話したり、格言を口にしたり。「ターミナル」でもスペインかどこかの言葉を話していたし、「スーパーナチュラル3」では呪文を唱えるし、「二重面相の娘」ではフランスの詩人ポール・エリュアールの詩を口にしていたし。「ソウルイーター」でも、マカの母から来た手紙に書いてあった、どこかの国の「勇気」という言葉を読んでいたし。
ほかにもありそう。